Epsode of NASA - NASAが導入したエピソード

メンバー間におけるコミュニケーションの歪みを直す

2003年、NASAの安全対策チームの責任者から、ロバート・ラスムセンは依頼を受けます。

「NASA の責任者は、二度のスペースシャトルの事故を受けて、安全対策チームを組織しました。関係する研究者やエンジニアの間のコミュニケーションを活性化することにより、彼らの協力を得て、さらに効果的な対策を講じようと考えました。そこで、ロバート・ラスムセン、レゴ・シリアスプレイ™に活路を求めたのです。・・・メンバー間の効果的、かつ、意味のある意見の提案や議論を行う環境、チームとしての一体感を強化するのが狙いでした。
一方、シリアスプレイ™を提供するには、研究者やエンジニア達には障壁がありました。彼らは、従来のリーダーシップやコミュニケーションに関わる研修を散々受けてきています。また、レゴ・ブロックは子供の玩具との認識をしていません。さらに、NASA が行う5 日間のプログラムの内、ロバートに与えられた時間は、5 時間でした。」

責任者は、ロバートに、正直に、「こうした制約のある中で、ワークショップが効果を生むことができるか」と打診しました。ロバートの応えは、「問題ない」と一言。 5時間のワークショップは功を奏し、後続のプログラムが効果的に進むきっかけになりました。

組織運営では、個々人が持っている強みを活かして、アウトプットを出すことが求められます。
しかし、個々人の性格、文化や価値観の違いが大きな壁となって、チームとしての成果を出せないことがあります。その結果、部分最適な行動をする組織ができる、そこに、予測できない歪みが生じます。

このNASAの話は日本でも多くの企業が抱えている課題の一つです。