WORKSHOP REPORTワークショップレポート

WORKSHOP REPORTワークショップレポート

2024-11-07

2024年10月23日から25日にかけて、早稲田大学ビジネススクール(東京都新宿区、研究科長 池上重輔)にて国際的なビジネススクール認証機関「EFMD(欧州経営開発財団)」のアジア年次総会が開催されました。EFMDは1972年にベルギーで設立された組織で、ビジネススクールの教育の質を評価する「EQUIS」認証を提供しています。現在、世界で983校以上のビジネススクールが認証を受けており、日本では早稲田大学ビジネススクールを含む3校がこの認証を取得しています。

弊社代表取締役の蓮沼孝と取締役でLEGO® SERIOUS PLAY®マスタートレーナー協会理事を務める石原正雄は、この重要な国際イベントの分科会「Learning as we play: Gaming」にてワークショップを提供し、またパネルディスカッションのパネリストとして参加しました。

分科会「Learning as we play: Gaming」

この分科会では参加者にまず「Game(ゲーム)」と「Play(遊び)」の違いを考えてもらうところからスタートしました。これは、「なぜLEGO SERIOUS PLAYがLEGO SERIOUS GAMEではないのか」という本質を説明するためです。ゲームが明確なルールや勝敗の要素を伴う一方で、Playは自由な発想と探索を重視し、参加者が自発的にアイデアを生み出すことを促進します。この違いは、LSPが単なるゲーム以上のものとして、意思決定や戦略立案のプロセスにどのように役立つかを示す重要なポイントです。

蓮沼と石原は、ワークショップを通じて、LEGOブロックを用いて抽象的な概念を具体的に表現し、参加者が内なる知識を外部化するプロセスを参加者に体験してもらいました。これにより、参加者同士の理解が深まり、共通の基盤を構築して新たなアイデアを生み出す場が生まれました。大会関係者からは「参加者からも非常に高い評価をいただいており、大変学びの多い、有意義な会議となりました」というフィードバックもいただきました。

大会実施の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.waseda.jp/fcom/wbs/news/12801